【本当にい〜感じで乾くんです!】
420Wの乾燥機で本当に乾くの?
と疑問を持ってテストをした所予想外の結果に正直びっくり! ヘアドライヤーでも少し大きいモノだと1200Wくらいある訳で、湿った洗濯物がすぐに着られる程ちゃんと乾くとは思えなかったんです。
乾いたかどうかわからない乾燥機など販売するつもりも無かったので、性能を疑いながらテストを開始。 脱水直後の使い古したバスタオルを1枚掘り込んで動かすと、なんと!30分程で早くも湿気が全く無くなりしかもフワフワなんです。
よほどの熱風でかき回しているのかと思ったら排気口からはぬる〜い風が出ているだけ。こっ!これは素晴らしい! さっそく我妻にも意見を聞こうと試用させたところ「この乾き方いい〜」「しかも意外と早く乾く」と絶賛されました。
省電力でシンプルな機能しかないのに良い意味でとても不思議な乾燥機! 【使えない乾燥機って多くないですか?】
乾燥機にも様々なメーカーやグレードがありますが、どういう訳なのか全般的にあまりいい噂を聞きませんよね?
実は10年程前にも通販雑誌で小型の乾燥機が流行った事があって、当時一人暮らしの同僚がずっと欲しがっており、ある日ついに買ったんです。 ところが使い勝手はどう?と聞くと、「ぜんぜん乾かん!あんなのオモチャだ!」と嘆いていました(泣)
それがあったので、その後私自身が買った時は、国産のちゃんとした大きな乾燥機なんですが、これがまた悲しい事に買って初めてスチームサウナみたいにメチャクチャ部屋が蒸れる事を知るんです。
しかもコインランドリーの業務用乾燥機ように20〜30分で乾く訳はなく、ちゃんと乾くまで3時間くらいでしょうか?結局干している時間と同じくらいかかる事にも驚いたもんです。
また、乾燥機と言うのはとにかくサイズがでっかい!乾燥容量3.6キロの物だと、8キロ洗いの洗濯機より横幅がデカイ!デカ過ぎるのです。 また、最近は乾燥機と言えば洗濯〜乾燥まで全部出来る洗濯乾燥機が主流で、価格も10万〜20万円以上する物も。
よほど性能が良いのだろうと思っていたのですが、使っている人の多くは、「電気代がビックリする程上がる」、「時間がかかり部屋が蒸れる」、「シワが戻らない程パリパリに乾く」と、この3つの不満を言う人が本当に多いんです。
結局、ななめドラム式の高級洗濯機も乾燥機能はそんな理由でほとんど使わないと言う使い方も主流のようです。 知り合いで使っている人がいたらそのあたり是非聞いて見て下さい。
【他の乾燥機とは何かが違う!】
一方シンプルで余計な機能は何にもない(笑)こちらのマイウェーブ・フィニッシュドライの場合は、偶然なのか必然なのか(笑)これらの問題を見事にクリアしているかもしれません。
まず電気代ですが、計測器で測ると通常運転時はノーマルモードでも390W、ソフトモードだと300Wで安定して動きます。 よって1時間あたりの電気代は※約5円〜約7円なのです。
この電力でちゃんと乾くんですから嬉しい限りです。 ※電気代の計算は各家庭の電圧や契約内容により若干異なります。 また、普通の乾燥機だと部屋がカビだらけになるのでは?と思う程の湿った空気が出てきますが、後ろの排気口を触っても湿っていると言うよりは、ぬる〜い送風でちょっと部屋があったかな程度。
それなのに大人のパジャマだと30分くらいで乾き、ジーンズでも1時間程度で見事に乾きました。 そして仕上がりは謎のふんわり仕上げ(笑) がしかし!そう思っていたら最近国産の乾燥機のTVコマーシャルで「低温で乾かすからシワが残らない!」みたいなキャッチフレーズを見てしまいました。
なるほど!そうなんです!このマイウェーブ・フィニッシュドライも低温で乾かすからパリパリにならないんです。 ぬる〜い風で湿気だけ吹き飛ばしているんです。 今までの乾燥機のように高温で蒸らしてかき回すのは間違いだったのかもしれません。蒸れた空気が再び洗濯物を湿らせていたからあれ程時間がかかっていたのかも知れませんね。
【レポート】 ※小型衣類乾燥機【MyWAVE・フィニッシュドライ】での乾燥実験です。 |
| 【一般的な乾燥機とのサイズ比較】左は国産メーカー3.6kg乾燥機です。
幅66cmありますから大きめの洗濯機よりもさらに大きいです。 奥行きもマイウェーブ・フィニッシュドライの1.5倍あります。 男性でも一人で持ち上げるには気合の一声が必要です。
一方こちらの小型乾燥機は11.3kgなので、女性でも持ち運び可能です。小型二層式洗濯機マイウェーブ・ダブルより幅も小さいので、上下にセットすれば小さくてオシャレな洗濯システムも作れますね |
【さっそく使ってみましょう!】比較的乾きにくいモノでテストしてみようと用意したのは、少し厚手の新品タオル★74×30cmです。
これを脱水機で絞った直後に3枚入れて実験した結果です。 全て完全に乾くまでに40〜45分でした。 季節や天気にもよりますが、30分程度だと一部湿っており、全て乾くまでに45分程度必要でした。
未使用のタオルでの実験のため、もっと使い込んだタオルや毛足の短いモノだと、もう少し早く乾燥するのかもしれません。 |
【用意した9枚全て入れて実験】今度は9枚全部入れての実験です。
同じタオルを9枚入れても乾燥室は半分以上の空きがあります。 但し、乾燥機の場合は入るからと言って満タンに詰め込む訳には行かないので、半分以上空きがあっても良いでしょう。そして完全に乾くまでの結果は2時間半でした。
これだけタオルを詰めるとそれなりの時間がかかるようです。 乾きにくいモノだけ小分けにして乾燥させると言う方法も良いかもしれません。 参考までに他の衣類での実験結果も下部にリストにしてみました。
乾燥の目安にして下さい。 | 【仕上がりはフワっと】2時間30分も乾燥させ、もちろん湿っている訳ではないのに、全くパリパリしていません。
乾くとこんな量になりますから一人暮らしの方には実用的です。 ご家族の方なら直ぐに乾かしたい物専用として使うのもありですね! |
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