製作途中です
東芝製４２インチ液晶ＴＶの背面です。どのメーカーのＴＶも裏側にはこのように壁掛けキット用の固定穴が４か所あり、ここにＴＶ側のブラケットを固定します。メーカー純正品の壁掛けキットだと専用のＴＶにしか使えない場合が多くありますが、こちらのキットならば、各社薄型ＴＶに幅広く合うよう互換性が高く設計されています。
自分のＴＶに合うのか気にされる方がいますが、この上下２か所にネジが通れば良いので、対応の画面サイズさえ間違えなければ、見てのとうり合わない場合等まずなさそうですね！
両方取り付けるとこんな風になります。ＴＶ用金具はこれだけです。後は壁用の金具の取り付けになります。
試しに壁用の金具を当ててみるとこんな風になります。
コンクリート壁への穴あけには振動ドリル（インパクトドライバー）が必要です。普通の電動ドリルと違い打撃しながらドリルが回転しますから固い壁も深くまで貫通します。ちなみにこれは一番安いドリルでホームセンターで４８００円でした。一台あると何かと便利ですよ。
コンクリート用アンカーボルトです。商品に付属もされているのですが、前に業者さんに頼んだ時の取り付け方法をマネして同じボルトを揃えてみました。ドリルでこれがギリギリ入る穴を開けてピンの部分をハンマーで叩いて打ち込んだら絶対に抜けません。強力に固定されていても外す場合はピンを抜けば簡単に抜ける点もオススメです。
ちなみにこちらは１０年前に日立製プラズマＴＶと同時に買ったメーカー純正壁掛けユニットです。一番シンプルなタイプですが、ユニットだけで２万円しました。上記のようにＴＶ側のブラケットを掛ける位置も決まっており、ネジ止めの穴も少ないので、専用のＴＶでないと合わない可能性が非常に高そうです。この時は取り付けも業者さんにお願いしましたが、コンクリート用アンカーボルトで５か所を固定し工賃は２万円程度だったと記憶しています。
こちらではコンクリート壁に取り付ける場合の一例を紹介していまが、壁の材質により取り付け方法は様々で、石膏ボードやべニア板など大型ＴＶの重量に耐えられない素材の壁もあります。知識が無い、自信が無い場合は専門の業者さんへ依頼する事をお勧めします。